需要をつなぎ、未来を動かす力

自社製品への憧れが今に繋がる
以前は商社で貿易事務をしていました。商社という職場で様々な製品を扱える楽しさはありましたが、徐々に”自社の製品”に直接関わる仕事をしてみたいと思うようになりました。自社製品だと、日々の仕事への向き合い方もまた変わってくるのかなと想像するようになって。ソーダストリームのことは元々知っていましたが、製品の普及自体が人にも地球にもいいというところがとても魅力に感じました。実際に自社製品の供給プランニングを扱うようになって、今ではその需要予測と供給に関する、責任ある仕事を任されています。
誰の時間であっても、1秒も無駄にできない
売上を最大化するためには、需要予測をもとに供給を最適化し、さらに新製品のローンチ時にはその導入をスムーズに進めることが求められます。私達は製品の多くをヨーロッパから輸入しているので、リードタイムが数か月になります。生産までを視野に入れると半年以上先を見据えた中長期的な視点での意思決定がとても重要なんです。そのため、「グローバルや他部署と密接に連携しつつ、販売予測をもとに、需要と供給のバランスを見極めながら最適な在庫を維持する」というプロセスには、柔軟な調整力や繊細で的確な判断力が求められます。大きな責任が伴いますが、一方でその責任を果たすことに強くやりがいを感じています。
グローバル部門長との定例会議を任されており、日本への安定的な供給を確保することが私の最大のミッションですが、前提としてグローバルチームからは日本のマーケット状況が見えづらく、十分に理解してもらえているわけでもない。そのため、会議では論理的な説明で相手に対して正しい理解を促すことがとても大事ですが、加えて「日本をサポートしたい」と思ってもらえるようなコミュニケーションを特に大切にしています。
今のようにビジネス全体が急成長しているフェーズでは、誰の時間であっても1秒たりとも無駄にはできません。だからこそ、自分の行動一つ一つが、”次の誰かの動きを前に進めるきっかけ”になればと思い、常に”act as owners(当事者意識)” の姿勢で取り組んでいます。
皆が学びながら成長し、日々強くなっていく組織へ

ソーダストリームの最大の魅力は、“ワンチーム”の姿勢と“柔軟に変化を受け入れるカルチャー”だと思っています。
規模が大きくなっても、縦割りではなく部署や役職を超えて、協力し合える風土があります。全員が「どうすればソーダストリームを1人でも多くの人に届けられるか」という共通の視点を持っているので、自然と“ワンチーム”で同じ方向へ走っていることを、身をもって感じています。
そして、マネジメント層も含めて、こちらからのフィードバックを懐深く柔軟に受け止めてくれるカルチャーがあります。正しい根拠をもとに意見を伝えれば、年齢や入社年次など関係なく、信じて任せてもらえるんです。色々やってみて、もし思った結果が得られなくても、「次に活かせる学びはなんだったか」という視点をすごく大切にしてくれます。組織全体がこの価値観を持っていることで、みんなが学びながら成長し、組織自体も一歩ずつより強いものになっているのではないでしょうか。
“強炭酸レベル”に刺激的な毎日、そしてこれから
そんな毎日は、私にとって “強炭酸レベル” で刺激的です。いい意味で目まぐるしく、同じ日は一日としてない。日々ビジネスが動いているのを肌で感じます。スピード感の中で、自分自身もアップデートし続けているような感覚がとても心地良いですね。だからこそ、オンオフの切り替えをしっかり意識して、休日はサウナや温泉でリフレッシュしています。心身ともにリセットできて、また新たな気持ちで仕事に取り組むことができます。会社やチームの成長に振り落とされないように、自分自身も成長し続けたいです。

Profile
澤入 康恵Supply Chain & Planning Manager
貿易商社での経験をベースに、2018年ソーダストリームへ入社。現在は関係部署と連携しながら、需要販売予測や供給プランニングを担当し、サプライチェーンの中核として活躍。海外部門との会議もリードし、日本への製品供給の確保という観点でも重要な役割を担っている。