現場発、世界基準へ。挑戦が導いた革新

  • 店頭体験を仕組みに変える力
  • 営業からマーケへ進化
  • グローバルを動かす現場発想
現場発、世界基準へ。挑戦が導いた革新

営業としての矜恃を追い求めて

以前は某有名アイスクリームメーカーで営業をしていましたが、その商品は、良くも悪くもとにかくブランド力が高くて。一般的には難しいとされている営業先でも、当時は特別な苦労はなく商品を採用いただけた印象があります。ずっと営業としてキャリアを積んでいくという想いはあったので、「どうせやるなら、自分の力で取扱われ方や売上を拡大できるような商材で働きたい」と、転職活動を始めた時に出会ったのがソーダストリームでした。

入社当時(2016年)は日本法人が立ち上がって程ない頃で、まだまだ家庭用炭酸水メーカー自体の認知も高くなかった。それだけに、開拓者精神でやればやるだけ成果が出たんですね。目に見えて実績が積みあがっていくのを、「営業ってこれこれ!」と楽しんでいました。

ポジションチェンジ、そして新しい挑戦

ポジションチェンジ、そして新しい挑戦

そんなガツガツやっていた2019年10月、“デモンストレーター マネージメント マネージャー”へのポジションチェンジがありました。それまで、店頭デモンストレーションや催事などのイベントは、各営業担当が営業業務の一部としてそれぞれでバラバラに行っていたのですが、その部分を専属に取り組むポジションが作られ、リードを任された形です。

日本人は国民性として、“試す”ことで買う価値があると“納得”し、“購買”へ繋がりやすい、というところがあると思います。日本ではその部分をとても重要視していたこともあり、それまでの場当たり的な実施から、戦略的に計画・実行・効果検証を行える仕組みに変えていくというのが私の管理スコープになりました。非常に重要な役割を担うことになったわけです。あらゆる取引先を担当した営業経験が買われたのだと思いますが、自身としては「また何か新しいことができる!」というワクワク感が勝っていたので、全くプレッシャーはなかったですね(笑)

グローバルを引っ張るトップランナーへ

ところが、チームが立ち上がってしばらくすると世の中がコロナ禍に襲われ、「店舗でデモなんてとんでもない!」という状況になってしまい、一気に何のイベントもできなくなってしまったのです。しかしそれならばと、ぽっかりあいた時間を使って、更に新しいデモンストレーションプログラムを作り込みました。それが、ソーダストリームオリジナルの“アンバサダープログラム”です。

今までにない仕組みで、「絶対成功する!」という想いではありましたが、マネジメントに背中を押され、グローバルに対してもプレゼンをしたところ、「日本のデモプログラムは素晴らしい!」と評価していただいたくことに。その後様々な部署との連携も取り、日本チームが発信したこのプログラムは、グローバルにおいてもプログラム化されることになりました。ローカルのベストプラクティスを「良いものは良い」と逆輸入して広める度量があるのは、ソーダストリームの素晴らしいところだと思います。

まだまだやりたいことがたくさんあります。チームから貰うフィードバックを改善する形にして、会社の方向性とリンクさせ、実践していくのは楽しいですね。期待されているならば、それに応えたい。それが多くのお客様へ商品を届ける仕組みづくりと改善に取組み続けるモチベーションになっています。入社した頃からすれば会社規模も大きくなりましたが、エネルギッシュなフットワークはそのままに、これからも会社と一緒に成長していきたいです。

鳥越 由佑子

Profile

鳥越 由佑子Ambassador Management Manager

2016年Salesチームへの入社以来、どんな時もソーダストリームとともに走ってきたベテラン。入社から3年のタイミングで現職への大抜擢を受け、画期的な店頭における商品デモンストレーションのシステムをゼロから作り上げた。高い期待と要求に応え続け、現在は日本のマーケティングチームから世界へ、新しいベンチマークを提案するトップランナー。

閉じる
ページトップへ